相次ぐ最大級地震、韓半島南東が危ない



慶尚北道浦項でマグニチュード5.4の地震が発生し、韓半島南東部が地震危険地帯に浮上した。2016年9月12日には、慶尚北道慶州で観測史上最大規模の5.8の地震が発生している。

専門家らは「最近、浦項、蔚山、慶州などで断層の動きが活発になり、地殻自体が弱くなっている。韓半島が地震安全地帯ではないという事実が明確になった」と話した。特に韓半島の断層構造上、規模7.0以上の地震も発生する恐れがあると予想した。

ソウル大学地球環境科学部のキム・ヨンヒ教授は「今回の地震は昨年の慶州地震のようにヤンサン断層と関連があるようだ。もしヤンサン断層で発生した地震なら、残っていた地質ストレスが今回に解消された可能性があるが、他のストレスの始まりかも知れない」と話した。昨年の慶州地震が今回の地震に影響を及ぼした可能性があるという意味だ。彼は「断層は地盤の亀裂であるため、小さな衝撃が加わっても動く恐れがある」とした。

気象庁は今回の地震はヤンサン断層の上にあるチャンサ断層で発生したものと推定した。韓国教員大学地球科学教育科のキョン・ジェボク教授は「地震が韓半島東南部地域で活発になっている。蔚山沖合、慶州南部、浦項などの地域に集中しており、懸念している」と話した。

キョン教授は「今回の断層はヤンサン断層から北に少し離れている。小規模の断層が運動しながら地震が発生したと思われるが、韓国でも多く発生する可能性があると見るのが正しい」と話した。キョン教授は「浦項は地震が非常に少ないので、活動があった断層に沿って規模6.0以上の地震が起きた可能性がある」と懸念した。

釜山大学地質環境科学科のソン・ムン教授は「韓半島が地震安全地帯ではないことが確実となった。韓国にも7.0以上の大地震が発生する可能性は十分にある」とした。彼は「浦項、蔚山、慶州などの地域には最近まで活動した断層が多く、地殻自体が弱い。地殻に力が集中すれば弱い地殻から崩れる。根本的に脆弱な地域になった」と話した。

韓国で最近、地震が頻繁に発生する原因が東日本大震災の影響である可能性も提示された。キム・ヨンヒ教授は「専門家の間では、地震発生件数が東日本大震災後に急に増えたという報告もある。影響はあるようだが、どの程度かは正確に言い難い」とした。

慶州地震以来、政府レベルでの構造物調査などが行われたが、持続的な関心と対策が必要だという指摘も出ている。ソン教授は「イタリアでは規模4の地震が発生しても建物が倒壊した。慶州地震後、政府が様々な対策を打ち出しているが、それをまともに実行することが重要だ」と話した。

キョン教授も「地震は大きな災害となるという国民的な認識が広がっているだけに、地震に関する研究を続け、関連法律も整備しなければならない」と強調した。 ホ・ギョング、イム・ジュオン、イ・テクヒョン記者、グラフィック=チェン・ジンイ記者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です