13. 自然の色と神様のメッセージ


年を取ってからイエス・キリストを信じ受け入れた私には、世の中を見る時、信じる前には見えなかった自然の美しさが具体的に見えるようになった。全ての被造物がそれぞれ独特な色彩と形と振る舞いで創造主を称えていることを感じるようになった。

また、世の中には自然を代表する三つの色があり、神様はその色を通じて私たちにメッセージを与えてくださっていることも分かるようになった。一つ目の色は、自然を見れば誰もが分かる緑色だ。もし植物の葉が黒または赤い色を帯びていたとしたら、どうだろうか。様々な色の中でも、緑色は人間にとって最も安定感と勇気と希望と生命力を感じさせる色だ。

自然がすべて緑色を帯びているという事実は実に驚くべきことだ。もし自然がすべて赤い色や黒なら、私たちは心の平安を感じながら生きることが難しいだろう。自然がすべて緑色の植物で覆われているという事実がどれほど幸いか分からない。

ところで、なぜよりによって緑色なのか。その理由は、神様が自然を通じて私たちにメッセージを伝えているからだ。「あなたたちが人生の中で疲れ、苦労し、落胆し、すべてを放棄したくなった時、私が造っておいた緑色を見て、希望を持って、勇気を出し、再び立ち上がれ」というメッセージである。

自然を代表する二つ目の色は秋に見られるオレンジ色だ。黄金の野原では穀物が熟していくが、気温が下がると、植物は光合成が難しくなって栄養分を吸収できなくなる。春から夏まで植物が育つのに役立っていた木の葉も秋になれば思い負担になり、葉を一つ一つ落としながら冬を迎える準備をする。

葉緑素は破壊され、木は葉柄を防いで栄養分が通る道を遮断する。葉の下部分にあるコルクのように固い細胞層である「離層」が作られ、この離層が栄養分の移動を遮断して葉緑素の生成を困難にする。

一方、残っていた葉緑素は太陽に破壊されて減るため、葉の色が変わるようになる。したがって、美しい紅葉が作り出すオレンジ色は植物細胞が死んでいきながら作り出す色だ。ところが、死を代表する色は黑なのに、なぜよりによってオレンジ色だろうか。

色の中でオレンジ色は人間に温もりと豊かさ、そして愛を感じさせる色だ。したがって、神様は死にかけている細胞が作り出すオレンジ色を通じても私たちにメッセージを伝えている。「私が死ぬほどあなたたちを愛したように、あなたたちが満腹し暖かく過ごす時は周囲の苦しんでいる人々に配慮し、あなたが持っているものを彼らと分かち合うように」というメッセージだ。

自然を代表する三つ目の色は冬に見られる、白い雪が作り出す色だ。雪は結晶構造の光学的特性のゆえに、太陽の光を受ければすべての波長を反射し、白色を帯びるようになる。しかし、なぜよりによって白なのか。もし黒なら人々が雪を好きになる理由はないだろう。人々が雪を好む理由は、世の中のすべてを白い純白にするからだ。

そして、雪はすべての汚れを覆い、綺麗にする。白く降る雪を通じても神様は私たちにメッセージを送ってくださっている。「あなたたちの罪が緋のようでも雪のように白くなることができる。たとえ、紅のようであっても羊の毛のようになることができる」(イザヤ書1:18)。

このような理由から私は、冬に降って世の中を白く覆う雪を見る度に、私の罪のために厳しい苦難、蔑視と冷遇、苦難を受けて十字架で亡くなられたイエス・キリストを思い浮かべる。

信仰の目線で自然を見ると、私たちを愛してくださる神様のメッセージを聞くことができる。その愛は死よりも強い愛であり、イエス・キリストを救世主と信じて告白する人のみが享受できる愛である。

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