韓国初の聖書伝来地、世界文化遺産登録推進


忠清南道舒川郡のマリャン津が韓国初の聖書伝来地であることを記念する碑

韓国初の聖書伝来の地である忠清南道舒川郡マリャン津一帯の「ユネスコ世界文化遺産」登録が積極的に推進されている。キリスト教界はもちろん、自治体まで乗り出してこの一帯の聖域化に「オールイン」している模様だ。

韓国キリスト教総連合会の前総務のパク・ヨンニュル牧師は「我が国初の聖書伝来の地であるマリャン津は世界文化遺産としての十分かつ卓越した普遍的価値を持っている」と明らかにした。パク牧師は「聖書の伝来が今日の韓国キリスト教の驚くべき発展のきっかけとなった。一粒の小麦が教会を越えて韓国社会の近代化の土台になった」と付け加えた。

マリャン津は1816年9月、英国軍艦アルセスト号とリラ号の艦長がマリャン津の僉使チョ・デボクとビイン県監イ・スンリョルに英語聖書を渡した場所だ。英国軍艦は、海上交易路を確保するため韓国西海岸を探査した際、マリャン津を訪れており、朝鮮王朝実録と英国文献などが当時の状況を詳細に記録している。

舒川郡のキリスト教連合会と舒川郡は2004年、宗教界と学界の考証を経て、このような事実を確認し、記念碑と記念館を設立して聖域化事業を推進してきた。記念館の近くには聖書伝来当時の歴史的状況をリアルに再現した記念公園も造られている。

マリャン津は韓国教会史に大きな足跡を残した米国の宣教師、アペンゼラー(1858∼1902)とも深い縁がある。アペンゼラーは聖書翻訳のために仁川から木浦に向かう途中、船舶衝突事故に遭い、周辺のオチョン島で殉職した。彼を称えるための「アペンゼラー殉職記念館」と付属建物であるバウチャーホールがここに建てられた。

一方、この一帯では今年10月に「第1回マリャン津ラブレター・フェスティバル」が開催される。この行事も初の聖書伝来の地であるマリャン津を広く知らせるための地域のイベントとして、舒川郡キリスト教連合会と舒川郡、韓国キリスト教博覧会などが共同主催する。

フェスティバル組織委員会関係者は「聖書は神様が私たち人間に送ってくださった福音が書かれている愛の手紙」とし、「このような神様の愛に私たちもまた、返事を書いて送るという意味で「ラブレター・フェスティバル」と名づけた」と紹介した。

組織委はこの行事を常設化して毎年開催し、旧約時代の「聖幕」を再現する計画だ。聖幕はイスラエル民族が出エジプトした後、広野生活の間に神に祈るために設置したテントの形の聖殿だ。常設公演場と仮称「クリスチャン・カルチャータウン」も造成する方針だ。歌手ミン・ヘギョン、俳優チョン・ウンテク、アナウンサーのチェ・ソンギュ氏などが広報大使になる。

フェスティバル運営委員会のペク・ソンギ共同委員長は「マリャン津が聖域化され、世界文化遺産に登録されれば韓国の教会と聖徒に自負心を与えるのはもちろん、後世が注目する意味深い文化史跡地となるだろう」と話した。 ユ・ヨンデ記者

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