腎臓癌「喫煙や肥満」に注意 、健康診断で発見増加


先進国で多く発病しているとされる「腎臓癌」患者が、国内で毎年増加している。健康保険審査評価院の資料によると、腎臓癌患者の数は毎年56%以上増加し、2012年の1万9350人から2017年には2万7888人に増加した。特に男性の割合が高く、最近は40代で多く発見されている。理由は「生活習慣」にある。

癌の主な原因は大きく、生活習慣、持病、遺伝などがあるが、腎臓癌の場合「喫煙と肥満」が大きな影響を及ぼす。 40代以上の男性は喫煙率と肥満率が他の年代に比べて高いという特徴がある。

国立癌センターのチョン•ジンス付属病院長(写真)は、「タバコにある数多くの有害物質は、腎臓癌以外の癌の発病にも関連があるが、腎臓は体の老廃物と毒素を取り除く臓器なので、その関連性が大きい」と説明した。

また、「肥満であれば細胞の分裂を促す成長因子が多く分泌され、癌細胞生成の確率を高める。過度な動物性脂肪と高エネルギー食の摂取、高血圧など肥満に伴う慢性疾患も腎臓癌発病に影響を与える」と述べた。

もう一つの理由は、「偶然の発見」に起因する。40代で全面的な健康検診を受け、偶然腫瘍を発見するケースが増えたという。チョン院長は「健康検診で癌を偶然発見する場合が増えており、早期に発見される事例も増えている。 このため、転移した状態で発見される第4ステージの患者も過去に比べて半分減少し、5年生存率も改善している」と明らかにした。

チョン付属病院長によると、現在、腎臓癌の5年生存率は80%を超えている。ただ、これは1-2期に早期発見されるケースがほとんどで、予後がいいように見えるだけだ。病期別に見ると、1期は95%、2期は60~80%で5年生存率が高く、癌が局所進行した第3ステージは40~60%で、転移となった第4ステージは0~20%にすぎない。

腎臓癌は補助療法というのが存在しないため、手術で腫瘍をきれいに除去できる1~2期に癌を発見することが非常に重要だ。大概、癌治療の時は手術後の再発を防ぐため、抗癌療法や放射線治療を行うが、腎臓は效果がほとんどなく、反応する割合も5%程度だ。これに代わる治療剤は「標的治療剤」くらいだ。

チョン院長は「腎臓癌は早期に発見し、手術で完璧に腫瘍を取り除くことが完治できる唯一の方法で、血尿、わき腹の痛み、触った時の異物感などの症状が現れた時は既に進行しているケースが多いため、定期検診で早期に発見できるようにしなければならない。特に慢性腎臓病で透析をする患者、中でも腎臓に水疱ができた人は健康な人に比べて腎臓癌の発症率が30~100倍高い。臓器移植をしたり、遺伝因子のある方も注意が必要だ」と強調した。 ユ•スイン記者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です