「お茶の間を舞台のように」、舞台俳優たちがドラマも席巻


上半期の期待ドラマ「賢い医師生活」(tvN)が公開した予告映像には見慣れないながらも新鮮な顔が見える。この俳優はヒロインのソンファ役のチョン・ミドだ。普段舞台を楽しむ観客なら、すぐ気が付くチョンミドは、しっかりした演技力で演劇・ミュージカル分野で14年間活躍している舞台女優だ。

過去にミュージカル「ベルテル」で呼吸を合わせたコ•ソンウン演出家兼劇作家はチョン・ミドを「舞台の上で無駄のない自然な演技をする珍しい俳優」と称賛した。
「賢い医師生活」は、「応答せよ」シリーズ作をヒットさせたシン•ウォンホPDとイ•ウジョン作家のドラマだ。シンPDは「賢い監房生活」など昔の作品から、ラ・ミラン、パク•ホサン、パク•ヘスなど演劇界のベテランを大挙起用して彼らをスターに仕上げた。

イ・ジョンウン、ユ•ジェミョン、キム・ソンヨン、チン•ソンギュ、ソン•ジョンハク、ソ•イスク、チェ•ムソンなど、現在ブラウン管とスクリーンを行き来しながら活躍する多くの俳優が舞台から抜擢された。演劇やミュージカルで活躍した俳優を採用しようとする動きは、最近になってさらに顕著になっているが、コンテンツ制作が爆発的に増える映像市場の現状が反映された結果だ。

野球の素材で話題を集めたSBSドラマ「ストーブリーグ」の戦力分析チーム長ユ・ギョンテク役の俳優キム・ドヒョンも舞台経験が豊富な22年目俳優だ。「ドン・ジュアン」、「ペスト」など多くの舞台を経験した彼は、似たような時期にKBS 2TV「99億の女」で野心家ソ・ミンギュ役で風変りの魅力を披露した。

「愛の不時着」(tvN)で北朝鮮軍ピョ・ジスに扮したヤン・ギョンウォンは、建築会社で働いて20代後半に演劇舞台に飛び込んだ。27.1%の高視聴率で終わった「浪漫ドクターキムサブ2」(SBS)でパク・ミングクに扮したキム・ジュホンもソウル芸大演劇科出身で、昨年のtvNドラマ「ボーイフレンド」を通じて、ブラウン管へ活躍を広げたケースだ。

ドラマ評論家のコン•ヒジョン氏は、「放送局の公開採用タレント制度がなくなり、単発ドラマも消えたことで人材プールが急激に減っている」とし、「この頃からスポットライトを浴びた多くの舞台出身の俳優が貫禄ある演技でドラマの中枢的な役割を果たしている」と分析した。

精巧な発声と動き、多様なキャラクター表現力が舞台出身の俳優たちの長所に挙げられる。カット単位で撮影する映像コンテンツでは、学びにくい長い呼吸の演技も抜群だ。

コ・ヒジョン演出家は「2、3ヵ月にわたって没入してに地道に役柄を作っていくのが舞台公演なので、最初は瞬発力が落ちるかも知れないが、ドラマの特徴を覚えれば、体に染み込んだ基本技がにじみ出るようだ」と分析した。 カン•ギョンル記者

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