正反対の韓国と日本の経済

  • 日本語
  • 한국어



韓国を「豊かな国」に分類する理由の一つに、政府の負債が少ないという点が挙げられる。2015年基準で40%前半の国内総生産(GDP)に対する国家負債の比率は経済協力開発機構(OECD)加盟国の中で7番目に低い。

このため、北朝鮮のリスクにもかかわらず、世界3大信用評価社は、韓国に対する格付けが高い。しかし、国民の大多数にとって豊かな国とは外見だけだ。1400兆ウォンに迫る家計負債が象徴的だ。政府は金持ちだが、国民は貧しい。

日本は全く違う。日本は1999年以降、OECD国家のうちGDPに対する国家の負債比率が最も高い国1位に居続けている。ただ、国民の財布事情は韓国とは全く違う。世界最高水準の国家負債より日本国民が保有する純資産の総額がもっと多い。家計の金融資産だけを見れば、米国、スイスに続く世界3位だ。政府は貧しくても、国民は金持ちである。

GDP対比国家負債の比率が韓国より低いOECD加盟国は、エストニア、チリ、トルコ、ルクセンブルク、ノルウェー、ラトビア程度だ。GDP対比国家負債の比率が100%を越えた米国やカナダ、フランスよりも韓国の方が財政を出動できる面で豊かだ。

一方、国民の財布事情はため息が出る。OECDによると、2015年基準で、韓国の可処分所得に対する家計負債の比率は170.0%に至る。日本の状況は180度違う。日本のGDPに対する国家の負債比率は219.3%にもなる。韓国の5倍以上だ。規模は1209兆円だ。

ところが、比較領域を国民にまで拡大すると、評価は変わる。日本国民が保有する家計の純資産は、国家負債より多い。日本の家計の純資産は1346兆円にもなる。世帯別に保有する金融資産も世界で指折りの水準だ。OECDが昨年公表した「生活の質」報告書によると、2013年の日本の世帯当りの金融資産は9万801ドルだった。米国(16万1647ドル)とスイス(11万6083ドル)に次いで三番目に高かった。

もちろん、日本国民も負債はある。可処分所得に対する家計の負債比率は2015年に135.1%を記録した。稼ぎよりも借金が多い。でも保有資産が多いという点で、韓国と違う。 シン・ジュンソプ記者、グラフィック=チェン・ジンイ記者

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です