後から口コミで人気、2017年のベストセラーは「逆走」


2017年の書店街では読者を温かく慰めて励ます内容の本が人気を得たことが分かった。2016年に出版された本だが広がって販売量が急増する「逆走ベストセラー」が多かった。大統領選挙の前倒し影響で政治・社会分野の書籍の人気も高かった。

大型書店の「キョボ文庫」が発表したキョボ文庫の2017年ベストセラー順位を見ると、「言語の温度」「82年生れキム・ジヨン」「自尊感の授業」が1∼3位にランクされた。三冊とも一昨年に出版された本だが、SNSを通じて読者らに口コミが広がり、後から人気を集めたケースだ。それぞれ独特の話法で読者に応援メッセージを伝えているという点もこれらのベストセラーの共通点だ。

フェミニズム関連書籍が多かったのも2017年出版界の特徴だった。チョ・ナムジュ作家の小説「82年生れキム・ジヨン」を筆頭に、女性の権利問題を直間接的に扱った本が人気を集めた。女性学書籍は毎年平均30種類が出版されるが、2017年は2倍を超える78種が出版された。

文学の躍進も注目に値する。「詩やエッセイ」に分類される書籍の販売量は2016年より14.1%も増加した。小説の販売量も前年比12.6%も増えた。ベストセラー順位100位圏に名を連ねた小説は25種にもなった。
日本文学の人気も続いている。日本人作家の東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇跡」は5年連続でベストセラー順位10位圏にランクされた。

2017年上半期は、国政介入疑惑の余震が続き、大統領選挙が前倒しされた時期だった。このような社会雰囲気は読書市場にもそのまま反映され、政治・社会分野の書籍が脚光を浴びた。これらの分野の書籍販売量は昨年より21.5%も増加した。

政治・社会関連書籍の人気はインターネット書店である「イェス24」が発表した2017年ベストセラー分析資料でも確認できる。「イェス24」ではこの分野の書籍販売量が昨年より31.6%も増加したことが分かった。イェス24のベストセラー順位で1∼3位を占めた書籍は「言語の温度」、「82年生れキム・ジヨン」、「自尊感の授業」とキョボ文庫の集計や同じだった。 パク・ジフン記者

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